桜
この頃八重桜が好き。昔は桜といったらソメイヨシノだった。いっせいに咲いて一気に散っていく潔さが好きでぼへぇっとよく眺めていた。川沿いなんかは桜の花びらがいっぱい浮かんでピンクの川になっちゃってそれがまたとってもキレイだった。が、この頃思う。君たちすこし潔し過ぎないか?と。そんなに急いでもしょうがないだろうと問い詰めたい。小一時間くらい問い詰めたい。
それに比べて八重桜である。葉っぱが出ているところに大きな花がもこもこと咲く。まるで桜餅。色も白っぽいのからピンクまでイロイロ。なおかつわざわざ下を向いて咲いてくれる親切さ(花が重いという説はおいらの中ではないのである)。その上長い間咲いている。もうね、見てくださいよ、咲いてみたんですがどうですかね?きれいですかね?とひらひら目立つ外見のくせにそんな事聞かれているような感じなのだ。
だから、お散歩の途中で見かけると、会うたびにキレイですね、モコモコですねと思いつつ鑑賞するおいらなのであった。
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